不登校だったけど、なんとか生きてる

社交不安障害が寛解している学生のひとりごと

不登校時代の振り返り③

不登校時代の振り返り②のつづき。

中学校2年生に進級してからのお話。時系列をほとんど覚えていないので当時の日記引っ張り出してきた方がいいかな。あんまり読み返したくないけど。

 

中学2年生:別室登校を始める

当時の日記を引っ張り出してきたら、友達と遊んだり(自分から誘えないので誘ってもらって遊んでた)旅行に行ったり趣味を楽しんだり、割と明るめの内容が多かった。しっかり現実逃避していたのかもしれない。あと家族が外に連れ出してくれてた時期。

ちなみに別室登校については「別室に行くようになった👏」と書いてある。

 

別室登校はみんなと同じ時間に登下校するのは避けていた。授業が始まってから登校して、終わる前に下校。配慮なのか校門から近いところに別室があったため、人と会うことはほぼ回避できた。たまにたくさんの生徒とすれ違うことがあって生きた心地がしなかった。普段通ってないから誰か同級生かも分からない。

ちなみに別室はカウンセリング室としても使われていた。ソファとかあった。カウンセリングで使われる時は、別室にいる子たちはその時間使われていない家庭科室とかに避難していた。

何度か別室に友達が来てくれることがあったが、別室ってこんな感じなんだ〜!というリアクションをしていた子もいたため、普通に通っている生徒はほぼ訪れることのない教室だったのだと思う。

 

別室登校も緊張していたけど、教室に入ることを考えたら全然マシだった。それでも週に2回行けたらいいくらいだった。中3の頃にはもう少し登校日を増やしていたと思うけど。

ちなみに教室には2回行った。

 

なぜ行こうと思ったのかは分からない。でも1回目は担任の教科の時に授業を受けに行った。

近所の友達に別室まで迎えに来ていただいて、2年生になってから初めて自分の教室に向かった。入る直前に初めましての子に「この子?イメージと違う〜!」と言われた。その子が私に対してどんなイメージを持っていたのか未だに分からない。

授業が始まる直前に先生が席に着くように呼びかけて、私も自分の席を教えてもらって(一番後ろだった)着席したら、私の前に座っていた、同じ小学校のあまり話したことのない子が微笑みかけてくれてとても嬉しかった。

日記を読み返しても正直思い出せないけど、目があって微笑んでくれた子が他にもいたり、1時間だけ授業を受けるつもりだったからその授業が終わり次第帰ろうとしたら、廊下で同じ小学校で仲良くしていた子たちが話しかけてくれていた。めちゃくちゃ友達に恵まれている…

ちなみにこの当時話しかけてくれた子たちは今でも交流させていただいている。ありがたい。

ちなみに着席する直前、手は震えてたし座る動作もぎこちなかったと思うけど、座った瞬間に私の両肩をグワッて掴んで何も言わずに去っていった、同じ小学校のまた別の同級生がいて、何か意図があったのかは分からないけどとても嬉しかった。

 

これが金曜日の話で(おそらく土日でしっかり休む為)月曜日には2時間連続で授業を受けに行った。

その時は話したことのない子たちにも話しかけていただいていた。

今、本当に周りの人たちに恵まれていたのをただただ実感している。なんで不登校になったんだろう…未だに分からない。

 

教室に行ったのは多分これきりだった。

あとは別室登校をしながら体育祭の準備に携わらせてもらったり、職場体験に参加させてもらったりしていた。職場体験は緊張したけど本当に良い経験をさせてもらえた。この時一緒に行くことになった子も元々遊んだことのある子だったのが良かった。その組み合わせに関してもその子たちや先生と何か話し合いをした気がするが、よく覚えていない。あと近所の子も担任も3年間同じクラスにしていただいた。ただ自分から同じようにして!とか希望を出した記憶はない。配慮していただいたのだと思う。本当にありがたい。

 

今回は周りの人に恵まれていたことの振り返りになった。こんな環境にいても不登校からの脱却はできなかったけど。当時はこのありがたさに気づけていなかったのかもしれない。

 

につづく。