不登校だったけど、なんとか生きてる

社交不安障害が寛解している学生のひとりごと

マスクを外すのがこわい

私は新型コロナウイルスが流行る前から、年中マスクをつけていた。

夏のめちゃくちゃ暑い日であっても、自分の顔を晒け出す方が嫌だった。自分の顔に対するコンプレックスのせいで、他人に何かを思われるのを避けたかった。

 

だから、新型コロナウイルスの影響により、みんながマスクを着用する義務ができたことは、正直気が楽だ。

夏場でもマスクをして周りから浮くことも、自分の顔を晒す必要もなくなって、とてもありがたいと思う。生きやすいと感じる。

マスク生活が始まった時(私は前からそうだったけど)、「なんて過ごしやすいんだ」と思うと同時に「これが終わらないでくれ」と少し思ってしまった。

 

ワクチン接種が進み出して、それでもマスクは未だに欠かせない日常だけど、いつか「いつ私たちはマスクを外せるのか?」、「マスク着用の義務が緩和され始めています!(喜)」というニュースが増えるんだろうと思っている。こわい。

 

マスクを着用することで夏は熱中症のリスクが上がるだろうし、肌荒れやアレルギーを起こす人や遊び盛りの子どもにとっては、早く元通りの生活に戻ることが良いんだと思う。

なにも、全員マスクを着用し続けてほしいわけじゃない。押し付ける気も、そんな権限もさらさら無い。

 

ただ、マスクを外せる日がくるのがこわい。

今の生活が続いているうちに、できる限りコンプレックスを減らしたり、どうあがいても減らせないものは自分の思い込みを変えたりと努力はしているのだけど。