不登校だったけど、なんとか生きてる

社交不安障害が寛解している学生のひとりごと

人前で発表できるようになるかもしれない

こないだ、初めてのグループワークがあった。

それまではずっとリモート授業だったからクラスメイトの顔と名前は一致してない中で、話し合いをすることになった。

今までクラスメイトと話し合いをするとなると、私は話を振ってくれるトークリーダーみたいな人がいなければ自分の意見を発言することもできなかったし、考えがうまく伝えられる自信がなかったり、緊張で頭が真っ白になって、せっかく話を振ってくれても何も答えられない時だってあった。

 

でもこないだは違った。

さすがに一番初めに話し出す勇気はなかったけれど、私の他に話し出してくれた人がいて、ぽつりぽつりとみんなが話し出したのに続いて、私もはっきりと自分の意見を伝えた。

そのあとだって、確実に話し合いに混ざっていた自信がある。

 

すごく嬉しかった。

話せた自分のことも、自分の話を聞いてくれた同じグループの人のことも。

もちろん話し出した時、気づいたら右手が震えていた。他の人から見えないようにすぐ隠したけど。

 

なんとなく、今のこのマスク生活が顔のコンプレックスを隠してくれているから、以前より話しやすさが格段にアップしている気がする。だからマスク生活が終わるのがこわい。でも、このままの私なら人前で発表もできる気がしてきた。