不登校だったけど、なんとか生きてる

社交不安障害が寛解している学生のひとりごと

店員さんにビクビクしていた私へ

1年前に書いたらしい下書きを発掘したので、見つけた勢いで公開してみる。

昔の自分にあてたメッセージらしい。

 

そんな怯えなくていいよ。店員側に立つようになって分かった。普通にしてるお客さんのことなんか、覚えてない。例えオドオドしてたとしても、「この人オドオドしてるな」で終わる。しかもその瞬間だけ。あだ名つけたりしないし。なんなら私は自分がオドオドする側だったから、「分かるよ」と思っている。お客さんに念を送りたくなる。「そんなに怯えなくていいよ」って。

怯えてるというか、人と目を合わすことが苦手なんだろうな、と思うお客さんがたまに来る。特定の名前とか顔を覚えてるわけじゃなく、挙動がみんなそんな感じ。私自身が同じ挙動をしている自覚があるから敏感なのかもしれない。でもそういう人に共通なのは、こっちの言うことをちゃんと聞いて、ちゃんと答えてくれる。店員からしたらこれだけでありがたい。例え声を発しなくても、身振り手振り、頷くだけでいい。むしろ意思表示してくれてありがとうと思う。高圧的にこないだけで、どれだけありがたいか。

自分に自信がないから、店員さんに不快に思われたくないから丁寧になるのかもしれない。私自身はそう。

接客業できる人なんてすごいと思うよね。人として違うなって。ハキハキしてる人や愛想が良くて丁寧な人ばっかりだし、自分と同じくらい・若そうな見た目だったら「こんな人も堂々と働いてるのに」って劣等感もあるよね。でも、ここにそういう思いを抱えたまま何故か接客のあるバイトをしてるやつがいるよ。毎回、接客向いてないな、やめたいな、しんどいな、と思うし、なんなら今も心療内科に通って薬も処方されてる。違うタイプの人間じゃなくて、案外同じかもしれないよ。だから、話したこともない人に劣等感なんて感じる必要はないよ。君は君のままでいいんだから。